その中で日系ビジネス(2018年3月19日号)に興味深い記事がありました。
啐啄の機
いまどきの子どもを伸ばすためのポイントが啐啄の機(そったくのき)というキーワード。教育業界に身を置いているにも関わらず初めて聞きました。
「禅」のことばで、こんな意味があるようです。
鶏の雛が卵から産まれ出ようとするとき、殻の中から卵の殻をつついて音をたてます。これを「啐」と言います。そのとき、すかさず親鳥が外から殻をついばんで破る、これを「啄」と言います。そしてこの「啐」と「啄」が同時であってはじめて、殻が破れて雛が産まれるわけです。内側からコンコンされる前に、外側からコンコンして無理に殻を破ると雛が死んでしまう。
小川太喜,『臨黄ネット』「啐啄同時」2018年4月6日閲覧
逆に内側からコンコンしても、外側からコンコンしてあげないと生まれることができない。
つまり、人に何かを教えたり、人を育てようとするにはタイミングが大切ということです。
記事のことをざっくり要約すると、下降しているの高校はそっ啄の機をつくることを生徒に任せている、上昇している高校はそっ啄の機を学校側が意図的に仕掛けているということでした。
ビジネスコーチングの動機づけと似ていますが、いかに本人を「その気にさせる」かがポイントですね。
GOROに説明してみた
例えとして「GOROが勉強やりたくないときにお母さんが『勉強しなさいっ』と言っても効果がない、逆に、GOROが勉強やりたいときに『テレビでも見てれば~』と言うのもせっかくの機会なのにもったいない」と言ったら、えっ、お母さん、2番目のはありえないでしょ~と軽く言われてしまいました(笑)
はい、親鳥が卵をつつき過ぎないように気をつけます…
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