入学式、入社式も落ち着き通勤電車でもフレッシュな新人さん、真新しいバッグを持った学生さんが乗っています。
さて自己紹介にもありますが、教育業界働いており、さまざまな企業の新入社員を目の当たりにする機会があります。
今年の大卒新入社員を取り巻く環境
ここからはあくまでも主観です。特定の企業についてではなく、全般的に感じたことです。まず、今年の大卒新入社員、ストレートに大学を卒業すると23歳になります。
その人たちの経歴をさかのぼってみると1995年生まれとなります。
1995年といえばwindow95が発売し爆発的に家庭にPCが普及した歳でもあります。
そして学習指導要領では「総合的な学習時間」が新設されるなど、いわゆる「ゆとり教育」といわれた時期を小・中・高とどっぷり被っています。
ちょっとゆとり教育が被ったのではなく、どっぷり被っているのです。
私が思う大卒新入社員の特徴
考える事が苦手なのかな?と思うことがあります。なぜ考えることが苦手なのでしょうか?
それはやはり知識のなさから来ているのではないのでしょうか?
いい考えやアイデアはやはり「0」から生まれるものではなく、蓄えられてきた知識から創出されるものだと思います。
児童教育でもアクティブラーニングという言葉が氾濫していますが、知識があるからこそアクティブに学べることを忘れないで欲しいと思います。
ゆとりだっていいところある
社会からちょっとかわいそうなくらいたたかれまくっているこの世代の若者達。ポジティブな面だってもちろんあります。
素直、まじめ、情報収集力が上手
なんてキーワードがよく言われています。
社会に出た彼・彼女たちを「ゆとり、ゆとり」と連呼すると、この良さまで失われてしまいます…
働き方改革、AI社会、これに柔軟にうまく対応できるのはきっとこの世代たちだと思います。
われわれ古株社員は見方を変えてもう少し接し方を変える必要があるかもしれませんね。
0 件のコメント:
コメントを投稿